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大部のできごと 「とうちゃんとしょうちゃんの猫文学」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです! ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー大部から宇宙につながる夜ー 昔から念願だった野外劇。東京で書いた初稿を現地でやってみたら、風景の強さにまったく太刀打ちできなくて。それで、風景とともに現地で作りながら何度も書き直してようやく完成したものです。小豆島の大部という町に惹かれて、大部という町にとてつもなく好きな場所を見つけ、その場所を宝物にしたいという、わがままな愛から作った作品。この場所から見える風景を、わたしは宇宙規模で美しいと感じたので、この場所で劇を通じて宇宙を感じられたら素敵じゃないかと、そんなプロットを書いたのです。 この本は、それぞれが描く想像の景色と共に楽しんでもらいたいなぁと思います。 [ものがたり] とうちゃんとしょうちゃんは推定70歳、造船所のあった場所で暮らしている。ある朝、しょうちゃんは動かなくなってしまった。とうちゃんはしょうちゃんとさよならしなくてはならなくなった。 海があって、山が見える、さびたトタンもある。美しい大部の夜空に、小さな船がガタゴトと旅立っていく物語。 60年来の友人であるとうちゃんとしょうちゃん、恥を宇宙〈ロマン〉に放流す! 大部のできごと「とうちゃんとしょうちゃんの猫文学」 台本と演出 江本純子 劇をする人 佐久間麻由 江本純子 日程 2016年 8月10日(水) / 11日(木・祝) / 12日(金) 場所 小豆島 大部 砂子造船所跡 香川県小豆郡土庄町大部甲1919-1
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二月のできごと 「からす食堂/黒い三人のこども」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー野生な場所で、野生な劇の二本立てー ○からす食堂 10年前に書いたものを現在の境地から書き直しました。10年経って変わったことといえば。家具やインテリアに病的なこだわりを持ってしまったこと。添加物はNG。タバコを吸わなくなった。放っておけば勝手に太っていきやがる。しつこくなった。卑屈だってことを認めつつある。などがあります。この主人は、わたしのダメな部分そのものです。哀れんでもらってもよいですが、できれば、笑ってください。 ○黒い三人のこども この台本はセリフではなく、ト書きを中心に構成されています。この劇では、立ち位置やセリフや間合いや人物の感情など、“決める”ことをしません。起こっていくことに対して気の赴くまま身を委ねてもらう、みたいな超自然体状態を作っていきます。目指せ野生動物。誰かが一歩歩けば、あるいは一息はけば、それはもう劇。そういう、時(とき)の結晶を積み重ねた劇で表現したかったのは、わたしが体験した、ある特別な葬式で遭遇したほんの一瞬のできごと。 サイレントムービーを見ているような感じで、何が起こっているのか、観客自身の感覚と観察で発見して、楽しんでもらいたい作品です。 [ものがたり] ○からす食堂 こだわりぬいた家具や食器に囲まれた美しいはずの食堂で、店主は客が訪れるのを待っている。そしてようやく現れたオシャレな第1号の客とのやりとり。続いて現れるオシャレじゃない第2号の客とのやりとり。 ※軽演劇のB演目「からす食堂」をベースに、新たなキャストに合わせて書き直したものです。 ○黒い三人のこども 黒い格好をした三人のこどもが、母の葬式を仕切っている。彼らが行っている要領の悪い葬式の、もやもやした時間の果てに。 二月のできごと 作・演出 江本純子 「からす食堂」 出演 江本純子 富岡晃一郎 梨木智香 「黒い三人のこども」 出演 島田桃依 佐久間麻由 岩瀬亮 / 富岡晃一郎 梨木智香 江本純子 上演期間 2016年2月24日(水)〜29日(月) 上演場所 104Rmond(アーモンド)