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「ドレス」上演台本 / 財団、江本純子vol.15
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※台本の表紙は江本自身が題字を書いた江本商店オリジナルになります。 ※画像は、公演時の写真です。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー全てを吸い尽くしてやるー 毎年「賞」の発表が行われる度に、結構ざわつくんです。特にわたしの場合は、白水社主催の岸田國士戯曲賞の最終候補が発表される1月中旬くらいとか、特にざわざわ、もやもやしちゃってます。そのせいで、その時期はランニングの回数が増えます。大してスッキリしませんが。 2009年、2010年に最終候補としてノミネートされて以来、はや10年経ちました。「もうええわ!」って思っていたら、昨年あたり、白水社から「賞候補に台本送ってください」と連絡をいただいてしまい、ますます、もや度が増しております。そっけなかった片思いの相手が急に連絡きた、みたいな。ちょっと違うかな。一回連絡あったくらいで「あのコわたしに好意がある!」と、調子に乗らないようになったところは、わたしも大人になった証拠かしら。 「賞なんていらねーー」って気持ちと「あーーーすっごい欲っしぃ〜」って気持ちが毎年拮抗しまくった挙句でしょうか、「授賞式」に着ていくすっごいかっちょいドレスのことは、冷静に考え続けています。大事でしょ、そこ。 というわけで、この作品が生まれました。 あ。この台本も、まさに白水社さんに送りましたが・・わたしは今年もドレスは着ていません。 〔ものがたり〕 芸術界・芸能界をそれぞれの戦略と執拗なこだわりで生き抜こうと必死すぎる女性たちの物語。 この凄まじく下品な世界で、ハリボテのセレブリティ「ドレス」を着こなすことに取り憑かれて、壊れていく。 飲み会での位置どり、貢物のセレクト、屈辱の処理、ほどほどのユーモア、眉毛はナチュラルに。 そんでもって毎年、呼ばれてもいないけど授賞式に着ていくドレスを考えてしまう、くらいには狂っていますが何か? 世間ていう悪魔と戦わなくてはならないのに、セクハラばっかりしてくる権力者と戦ってばかりでくたびれてますが、どうして? いつだって世間への揺るぎない闘志と揺らぎまくるゲス精神がせめぎあっている。 おかしいのは己か?この世の中か? 財団、江本純子vol.15「ドレス」 作・演出 江本純子 出演 内田慈 笹野鈴々音 遠藤留奈 江本純子 日程 2019年 3月27日〜31日 場所 ギャラリールデコ6F
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「タキシード」上演台本/財団、江本純子vol.14
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※台本の表紙は江本自身が題字を書いた江本商店オリジナルになります。 ※画像は、公演時の写真です。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 諦めて次行ってみる? ー 2017年から約1年、東京都心部をすこーし離れて千葉県松戸市で暮らしていました。最初は田舎っぽい素朴さに時めくこともあったのですが、次第に寂しくなってきて。ロマンティックを感じていた武蔵野線の高架を走る列車にも慣れて、レトロな喫茶店も貧乏くさく思えてきて、何もわくわくせずに淡々と暮らしていた頃、唯一の娯楽はホームセンターに行くことでした。ホームセンターに行くと、ちょっとだけわくわくするんですけど、あるとき138円のスポンジを買うか、98円のスポンジを買うかで1時間くらい悩んだまま店内でじっとしていたときに、わたしはこの町から引っ越さなくてはいけない、と決意しました。 その時の生活で感じたあれこれをベースに、この物語を作りはじめました。松戸もなかなか退屈でしたけど、東京は東京で、余計なことでくたびれるよなぁ・・といまだふらふらと都会と田舎を行ったり来たりしていますが。 〔ものがたり〕 人間は、丸裸でいたらきっと、嫌悪感、差別感情をむきだしにするだろう。 だからみな「タキシード」を着る。 「タキシード」を脱いだら、争いが起こる。 「タキシード」を無理やり着ていたら、こじれていく。 普通に「タキシード」を着ることができず、停滞していく。 無教養、下卑た自分、他者への嫌悪感を隠してくれる「タキシード」の着方を散々間違えてきて、現在人生にくすぶっている彼らたちの物語。 彼らたちは、「何かを作りに」ホームセンターにやってきたはずだが、何を作るかも忘れて、あるいはめんどうくさくなって、イートインでひと息ついたまま、もうずっとそこにいる。政治家の悪口、世の理不尽、こんなイートインで喋っていることなんて誰も聞いてないでしょ?と言いたい放題。 今停滞している状態を、どうやって好転するかと考えたまま、ここからは動けない。なぜ動けないのか。 今ある事態に声を上げても「時すでに遅し」かもしれない。 声をあげても、負け続けてきたから、もうくたびれている。 だから誰かが、好転のための「奇跡」を起こしてくれるのを待つしかない。 奇跡を待つ時間、問題はずっと揺さぶられたままだけど。 財団、江本純子vol.14「タキシード」 作・演出 江本純子 出演 金子清文 鈴木将一朗 遠藤留奈 美館智範 江本純子 日程 2019年 1月10日〜13日 場所 ギャラリールデコ3F
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「事務王1」上演台本 醤油理論から始まる新しいセックスの形その3 /財団、江本純子vol.13
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※台本の表紙は江本自身が題字を書いた江本商店オリジナルになります。 ※画像は、公演時の写真です。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー怒れども叫べども笑えども泣き悲しめどもー 「醤油理論から始まる新しいセックスの形」と題して3つの作品を作りました。その3作目。 おかしいと思っていることがあっても誰も声をあげないのはなぜなのだろう。その声が届かない世の中って何なんだろう。多くの人が、社会にあふれている一向に解決されないあらゆる問題とその状態に、他人事となり、当事者すらも向き合わなくなっている。向き合う体力も能力も失われていく。 人間の創意が鈍麻した「やばい」状況はどこに行っても、よく見受けられる。 わたしは常々、芸術的な心持ちだけを頼りに、それを支えに、解決のポイントを探してきたものの、もしかしたらそんなものでは全く太刀打ちできないかもしれない。という絶望を感じながら、それでもこの現実を、このような作品にして、社会に投げ込む次第です。 [ものがたり] 30代も後半に差し掛かる舞台俳優のサカエは「飯のタネに、ネタのタネにも」と、ある市役所に設けられた「臨時福祉給付金」の窓口に立つ職を得た。そこでは、正規職員はおらず、サカエと同じ臨時職員たちが、給付金を申請する低所得者たちを迎えている。職員たちの退屈な会話に怒り嘆き、低所得者たちののっぴきならない現状にも悲しみ嘆き、サカエは疲弊していく。 サカエの疲弊の渦は、同居している恋人にも波及し、関係悪化の一途を辿る毎日である。 それでもサカエは連日、内心で怒り叫んでいる。芸術にあまり触れることがない職員に芸術の話だってする。でも届かない。 サカエにとって心が腐らない唯一の支えは「芸術を感じる美」が通勤途中に現れることだが、信じている芸術美にまで裏切られることになる。 財団、江本純子vol.13「事務王1」 作・演出 江本純子 出演 遠藤留奈 荻野友里 伊藤俊輔 小林麻子 金子清文 菅原 雪 榎本 純 西田麻耶 藤田晃輔 宮部純子 猪股俊明 羽場睦子 宮下泰幸 江本純子 笹野鈴々音 光瀬指絵 和田光沙 福永マリカ 岩瀬 亮 和田瑠子 美館智範 日程 2018年 6月27日〜7月1日 場所 ギャラリールデコ5F
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「ぼくと回転する天使たち」上演台本 醤油理論から始まる新しいセックスの形その2 /財団、江本純子vol.12
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※台本の表紙は江本自身が題字を書いた江本商店オリジナルになります。 ※画像は、公演時の写真です。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー粘膜を剥き出しにして、すべてを裏返していくー 「醤油理論から始まる新しいセックスの形」と題して3つの作品を作りました。その2作目。 なぜこんなにも「アンティーク」に心惹かれるのか、ずっと考えていました。かつてマクロビオティックに傾倒した食生活を送っていたときは、とにかく人工物を忌み嫌うようになり、「添加物」を口にしている他者との関係づくりがなかなかうまくいきませんでした。アンティークにあって添加物にないもの、添加物にあってアンティークにないもの。それらのよいところだけ調和させていくことは、つまり最高の「天然」と最高の「人工」の融合という、わたし自身が目指す理想の芸術作品の意図とも重なります。で、最高の天然とは?最高の人工とは?と考えながら、で、最高の美しさって何よ?という結論を導くまでを作品にしています。 この台本に、セリフはありますが、それは初演時の参加俳優たちがインプロによって生み出したひとつの例として、あくまでも台本から意図を解釈し、これを手にとった人の独自の言葉で紡いでいって欲しいと思います。 [ものがたり] "わたし"のことを"Je"と呼ぶフランスかぶれの「ぼく」。 「ぼく」はアンティークのような時を刻みながら生きている「天然」が大好物で、消費社会に溢れる「人工」的な「添加物」が大嫌い。café、コンビニ、回転寿司…行く先々で対話がマニュアル化された人々、「言葉」を持たない思考停止した人々に「ぼく」の思想をぶつけていくのだが、響かないし、変人扱いされるだけ。 「ぼく」の信じる生き方を、この社会でどう寄り添わせていくか、性のない5人の「天使たち」と誰だかよくわからない「K様」とで、「調律」を試みていく。この世に超絶美しいものを生むために。 財団、江本純子vol.12「ぼくと回転する天使たち」 作・演出 江本純子 出演 江本純子 中村 中 遠藤留奈 光瀬指絵 冨手麻妙 間瀬奈都美 金子清文 日程 2018年 5月23日〜27日 場所 ギャラリールデコ4F
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「忘れていくキャフェ」上演台本 醤油理論から始まる新しいセックスの形その1 /財団、江本純子vol.11
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※台本の表紙は江本自身が題字を書いた江本商店オリジナルになります。 ※画像は、公演時の写真です。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー平常を蝕む、忘れたくない侘び寂びー 「醤油理論から始まる新しいセックスの形」と題して3つの作品を作りました。その1作目。 ひとりでいると、愛していた人のことばかり考えて寂しい。寂しいから誰かと出会おうと思っても、過去の人を忘れられないばかりか、より一層過去への思いが膨らんでいく。かつての時間が現在の時間に食い込んでくるときの、強烈な侘び寂びをどうにかしなくてはもう狂ってしまう・・という、わたし自身のとても私的な心境体験をもとに、書き始めました。 2016年に『黒い三人のこども』を上演して以来、その場その時間の人間の状態を見せることを重視した「状態劇」を作っている気がします。この台本は、男女の会話を中心に書いていまして、シンプルな「会話劇」と言えばそうなんですが、会話している男女の言葉から、男女の根底にある精神の状態を読み解いていくのが楽しい、やはり「状態劇」のための本だと自覚しています。 [ものがたり] カフェにて。 追憶でしかない食事、想像でしかできないセックスにくたびれた男は、新たな感覚を共有できる女を探し求めて、出会い系で出会った女たちと、お喋りを繰り返す。寄り添える誰かを見つけるために、古い追憶が新たな形で刻まれていくことは、男にとってはとてつもなく狂おしい。その苦しみの吐露がだだ漏れていく滑稽の果てに、男が選んでいくこと。 財団、江本純子vol.11「忘れていくキャフェ」 作・演出 江本純子 出演 岩瀬 亮 島田桃依 遠藤留奈 うらじぬの 鈴鹿通儀 間瀬奈都美 鈴木万里絵 江本純子 日程 2018年 4月18日〜22日 場所 ギャラリールデコ4F
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「あなたはわたしのシネマなの」上演台本/財団、江本純子vol.10
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※画像1枚目は公演のチラシ画像です。台本の表紙は江本自身が題字を書いた江本商店オリジナルになります。 ※2枚目以降の画像は、公演時の写真です。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー狂っているわけじゃない愛のねじれー 小豆島で民泊兼劇場を営む松ノ木天辺氏からの招聘のもと、1年3ヶ月ぶりに小豆島での制作と上演が叶いました。 わたしは普段、自分の生活において、心揺さぶられる瞬間や時間が流れたときに「映画を感じる」と表現しています。映画を感じる、というのはわたしにとっては美しいときめきで、それらばかりを繋げていく作品を、わたしにとって「映画を感じる」小豆島で作りたいと考えました。 そこで、「映画を感じる」ときめきの源流を探るべく、まずはわたしの好きな映画30本くらいの中から、好きなピースを集めることから始めました。それらにほぼ共通していたのは、愛しているのに愛し合えない、わかってほしいのにわかってもらえない、とか、他者と健やかに人間関係を結べない人々の苦悩であり、その苦悩ゆえに間違ったことをしてしまう人間の悲劇的な状態について描いていることでした。 今作のために滞在した2週間、参加した俳優たちと「偏った愛」についてのインプロを積み重ねて出来上がった作品です。 [ものがたり] この物語には数々の「男」と「女」が登場する。彼らは、彼らが信じている愛の表明を行うと、社会的にはとても変人とみなされたり狂人扱いされてしまう。社会と合わせて生きようとすると失敗する。でも彼らは狂っているわけじゃない。そして彼らだけが特別なわけでもない。 誰しもが遭遇する出会いや別れのとき、他者との感情のもつれを起こすふとしたできごと、旅で感じる個人的な感傷、人間にはいつでも「シネマ」な瞬間がある。その無数のピースと共に感じていく、愛する人と生きていくための物語。 財団、江本純子vol.10「あなたはわたしのシネマなの」 作・演出 江本純子 出演 岩瀬 亮 島田桃依 呉城久美 松之木天辺 江本純子 佐久間麻由 日程 2017年 12月22日〜25日
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「30分で愛は壊れていく」上演台本/財団、江本純子vol.9
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※台本の表紙は江本自身が題字を書いた江本商店オリジナルになります。 ※画像は、公演時の写真です。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー聖なる酔っ払いたちの愛がみるみると壊れていくー 2017年の夏にセゾン文化財団のサバティカルの助成で、ひと月旅をしました。特にアイスランドで体感した「天然」と「人工」の最高の融合の感覚は、わたしの演劇作りに革命を起こすほどの衝撃でした。その興奮覚めやらぬうちにと、帰国後すぐに衝動的に作った作品です。 とにかく疾走し、理性を失ってふざけた状態、浅ましくて軽率な人間の状態を作るために、初演時の俳優には実際に酒を飲んで酔っ払って稽古をしてもらいました。酔っ払いに美しいロマンはあるのだろうか?酔っ払い自身はロマンを感じる瞬間があるかもしれないけれど、端から見るとたぶん気持ち悪いし、信じがたいロマンです。 わたし自身、動物的な本能を信じて、疾走し過ぎたときは、他者を傷つけていることがあります。無自覚に「大事な愛」を失っていることにはたと気づいたときは、死ぬほど苦しいものです。その反省を忘れないようにとこの本を書きました。 [ものがたり] そこで酒を飲みたいひとがいるだけの、廃墟のような場所にて。 ボディコンを着込んで酔っ払い中の通称デレデレ姉妹は、遊び相手に向けて「飲みのお誘い」動画を撮っている。 孤独をもてあました(見知らぬ)酔っ払い仲間とデレデレ姉妹の酔っ払いグルーヴが合致した頃、この場所は彼女たちの劣情と渇望がだだ漏れしたカオスティック・トランス状態となる。 ふざけ惚けていた姉妹たちの劣情もひっそりと収束しかけた頃、姉の「大事なひと」が現れて、ただごとではない緊張の時間が突然やってくる。 財団、江本純子vol.9「30分で愛は壊れていく」 作・演出 江本純子 出演 島田桃依 和田瑠子 江本純子 後藤ユウミ 呉城久美 稲田絵梨 湯川拓哉 小川敦子 岩瀬 亮 / 梨木智香(LAより中継) 日程 2017年 10月27日〜29日 場所 BUoY 北千住アートセンター
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大部のできごと 「とうちゃんとしょうちゃんの猫文学」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです! ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー大部から宇宙につながる夜ー 昔から念願だった野外劇。東京で書いた初稿を現地でやってみたら、風景の強さにまったく太刀打ちできなくて。それで、風景とともに現地で作りながら何度も書き直してようやく完成したものです。小豆島の大部という町に惹かれて、大部という町にとてつもなく好きな場所を見つけ、その場所を宝物にしたいという、わがままな愛から作った作品。この場所から見える風景を、わたしは宇宙規模で美しいと感じたので、この場所で劇を通じて宇宙を感じられたら素敵じゃないかと、そんなプロットを書いたのです。 この本は、それぞれが描く想像の景色と共に楽しんでもらいたいなぁと思います。 [ものがたり] とうちゃんとしょうちゃんは推定70歳、造船所のあった場所で暮らしている。ある朝、しょうちゃんは動かなくなってしまった。とうちゃんはしょうちゃんとさよならしなくてはならなくなった。 海があって、山が見える、さびたトタンもある。美しい大部の夜空に、小さな船がガタゴトと旅立っていく物語。 60年来の友人であるとうちゃんとしょうちゃん、恥を宇宙〈ロマン〉に放流す! 大部のできごと「とうちゃんとしょうちゃんの猫文学」 台本と演出 江本純子 劇をする人 佐久間麻由 江本純子 日程 2016年 8月10日(水) / 11日(木・祝) / 12日(金) 場所 小豆島 大部 砂子造船所跡 香川県小豆郡土庄町大部甲1919-1
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二月のできごと 「からす食堂/黒い三人のこども」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー野生な場所で、野生な劇の二本立てー ○からす食堂 10年前に書いたものを現在の境地から書き直しました。10年経って変わったことといえば。家具やインテリアに病的なこだわりを持ってしまったこと。添加物はNG。タバコを吸わなくなった。放っておけば勝手に太っていきやがる。しつこくなった。卑屈だってことを認めつつある。などがあります。この主人は、わたしのダメな部分そのものです。哀れんでもらってもよいですが、できれば、笑ってください。 ○黒い三人のこども この台本はセリフではなく、ト書きを中心に構成されています。この劇では、立ち位置やセリフや間合いや人物の感情など、“決める”ことをしません。起こっていくことに対して気の赴くまま身を委ねてもらう、みたいな超自然体状態を作っていきます。目指せ野生動物。誰かが一歩歩けば、あるいは一息はけば、それはもう劇。そういう、時(とき)の結晶を積み重ねた劇で表現したかったのは、わたしが体験した、ある特別な葬式で遭遇したほんの一瞬のできごと。 サイレントムービーを見ているような感じで、何が起こっているのか、観客自身の感覚と観察で発見して、楽しんでもらいたい作品です。 [ものがたり] ○からす食堂 こだわりぬいた家具や食器に囲まれた美しいはずの食堂で、店主は客が訪れるのを待っている。そしてようやく現れたオシャレな第1号の客とのやりとり。続いて現れるオシャレじゃない第2号の客とのやりとり。 ※軽演劇のB演目「からす食堂」をベースに、新たなキャストに合わせて書き直したものです。 ○黒い三人のこども 黒い格好をした三人のこどもが、母の葬式を仕切っている。彼らが行っている要領の悪い葬式の、もやもやした時間の果てに。 二月のできごと 作・演出 江本純子 「からす食堂」 出演 江本純子 富岡晃一郎 梨木智香 「黒い三人のこども」 出演 島田桃依 佐久間麻由 岩瀬亮 / 富岡晃一郎 梨木智香 江本純子 上演期間 2016年2月24日(水)〜29日(月) 上演場所 104Rmond(アーモンド)
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財団、江本純子vol.8 「売るものがある性」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー「お母さんも劇を始めたんだけど・・観に来なくていいよ・・じゃあね」ー マクロビにハマって、糖分とらずに野菜と玄米だけ食べながら書くと、このような挑戦的な作品ができあがってしまうのです。おばさんにはなりたくないという思いから、あらゆるおばさんについての生態を、わたし自身の実生活をあまりフィクション化せずに書いています。パン工場でのこと、劇団員との停滞した時間、母親とのおしゃべり。どんなおばさんだってシルビィギエム(のボレロを踊るとき=宇宙の中心のよう)になる瞬間がある。その特別な瞬間のすごさ、美しさ、それこそがアートだという信念がありました。 [ものがたり] 何かに悩んでいるおばさん、意地の悪いおばさん、働きもののおばさん、親戚のおばさん達、劇団でくすぶっているおばさん、この劇には何人ものおばさんが登場する。これは「おばさんにならないように自分の世界を変えていこうともがいているおばさん(ジュンコ)」とその母親である「もはや世界なんか何も変わらなくても生きていける強いおばさん(レイコ)」、この親子について描いている劇でもある。ただ生きていれば、ひたすら日常でしかないし、いずれ「死」が巡ってくるだけだが、その日常の中で何度となく遭遇する小さな祝祭が、その誰だかわからない誰かの「生」を特別なものにしている。 財団、江本純子vol.8「売るものがある性」 作・演出 江本純子 出演 市川しんぺー 佐久間麻由 荻野友里 本山歩 江本純子 2015年4月23日~29日 @アトリエヘリコプター
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財団、江本純子vol.7 「人生2ねんせい」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー「10年後に、実はずっと好きな人がいて、って言われても困るからね」ー 「2回目の人生だ」ということ自覚して生きていく話というのは、小説で書こうと思ってずっとあたためていたアイデアで、これはとっておきだぞと思っていたんですが、佐久間さん主演で新作を作ろうって思ったときに、この大事なとっておきを出しちゃいました。あまり練らないズボラな私が、もっとも練って書いたものであるし、わたしの人生形成に影響した過去の小さな事件たちも(フィクション化させて)取り込んであって、とても大切な作品です。ふざけたこと言っておきますが、第一回江本純子戯曲賞をさしあげときます。 [ものがたり] 現在この世に生きている「私」は、この人生が2回目であることに気づく。 母も祖母も伯母も1回目の人生では姉で母達だった。少しずつ1回目の人生のことを思い出しながら、1回目の人生で後悔していたことの幾つかをやり直そうとしていく。 人と人との別れ、人と人との出会い、生きること、死ぬこと、過去と未来のこと、ただ生きているだけなのにどうしても悩ましくて居たたまれないことの数々を、1回目の人生「スミコ」と生まれ変わった2回目の人生「さちこ」の姿を交錯させながら描いていく。 財団、江本純子vol.7「人生2ねんせい」 作・演出 江本純子 出演 佐久間麻由 加藤啓 羽鳥名美子 藻田留理子 鄭亜美 江本純子 2014年5月13日~18日 小劇場B1(東京) 5月31日~6月1日 FUCA(福岡) 6月7日~8日 せんだい演劇工房10-box(仙台) 6月14日~15日 七ツ寺共同スタジオ(名古屋)
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財団、江本純子vol.6 「常に最高の状態(再演)」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー「オバさんがはしゃいで手元狂わせたみたいにしておいて下さいよ」ー 実は初演キャストでアテ書きした本だったので、再演の際にイメージを初演に寄せてしまうんじゃないかと心配だったのですが、全く杞憂でした。初演のキャストで作ったことも再演のキャストで作ったこともとても満足しています。出演者が変わったことにより、何箇所か会話部分に書き直しと書き足しがありますが基本構造は一緒です。再演も初演も観客の反応にブレがなく、笑温度が日によって変化する軽演劇公演と違って、演出としても安心して客席から眺められます稀有な作品です。「財団(劇団)、江本純子」シリーズの鉄板作として認定します。 [ものがたり] 緊張感漂う前衛的なグループ展にアイスコーヒー片手に現れるオバオバふたり(靖恵と佳代、ふたりは姉妹)。理解不能な作品だらけだし、ギャラリーのお姉さんは感じ悪い。でもちょっとほっこりしたのはオババの娘が出展しているかわいいイラスト。くたびれて休憩していたらそこは作品の上だし、この場所はオババにとって気が休まらない。その上、アーティストたちの下らないケンカに巻き込まれてしまうし。で、またもうひとりトンがった若者がやってきたと思ったら・・。 財団、江本純子vol.6「常に最高の状態(再演)」 作・演出 江本純子 出演 千葉雅子 松本まりか 佐久間麻由 荻野友里 柿丸美智恵 2013年9月17日~22日 @ギャラリー LE DECO 5F
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財団、江本純子vol.5 「日本全国奇形鍋」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー「なんでって言われてもねぇ、なんでもないからね」ー 福岡で上演するために書き下ろした「奇形鍋」を東京で上演する用に書き直しました。何が違うかといえば、その出演者の人数。日雇い労働では1日限りの職場にやってくるその人数にも驚きました。日本のいたるところで、特にこの東京のいたることで、1日限りの機械のような労働力の一部となって生きている人々がいる。こんなにいる。きっと星の数ほどいる。「これ意味あんのか?」という疑問だらけの9時5時限定マンパワー。そんなことを淡々と。 [ものがたり] 14人の派遣労働者が工場に現れて、工場のパートたちと労働開始する。 休憩になったらタバコを吸って、大したことない会話を交わす。お昼を食べる。意味がなさそうな内職が続く。トイレに行きたくなる。おやつをもらう。午後は眠い。3時を過ぎるともっと辛い。キレる人がいる。妄想が始まる。わたしは猿山にいる猿のよう。あいつも猿山にいる猿のよう。明日もきっと似たような1日。 財団、江本純子vol.5「日本全国奇形鍋」 作・演出 江本純子 出演 亜矢乃、石澤彩美、内山樹里、遠藤隆太、大石綾子、小野正彦、川上ルイベ、北川義彦、熊谷美香、小沼早苗、佐藤祐香、澁谷佳世、高山のえみ、長 菜々美、中村倫子、橋本美和、藤井咲有里、藤崎ルキノ、星 奈美、本間玲音、宮本敏和、山口明希子、山並洋貴、吉川麻美、吉武 遥(五十音順) 2011年9月1日~4日 @SPACE雑遊
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財団、江本純子vol.4 「奇形鍋」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー「バイトだからっていい気になってんじゃねえよ」ー 2011年東日本大震災の前にも、その後にも、わたしはただただお金がなくて日雇いのバイトに行っていました。3.11の前も後も変わらずに、わたしは日雇いに行っていることが、なんだか、むなしくも、誇らしくもありました。働かざるもの食うべからず、って言葉に抗えない自分。何が起こったってやっぱり生きていくために金を稼ぐしかない人間の空しさ。他にやることあるんじゃないか、と思いながらも日雇いに行って、でも日雇いで労働それ自体のすばらしさや、必要さ、も感じてしまい。そんなことを明瞭な結論なく書き連ねています。 [ものがたり] 検品工場での9時間の労働中に3回に分けて与えられる規則的な休憩時間のこと。就業前の歪な緊張時間のこと。ルーティンワーク中の時間の進まなさは地獄のよう。おもしろくもないどうでもいい会話たち。すぐに忘れてしまいそうな小さな喜びや悲しみはいっぱいある。これが現実で、とことん不条理。働いている。なんのために? ああ狂いそう。もう狂ってしまっている。目には見えない精神の奇形化が進んでいく。 財団、江本純子vol.4「奇形鍋」 作・演出 江本純子 出演 上田しのぶ 梅津良子 大橋明代 川面千晶 倉園眞記 手島曜 中西武教 ヒガシユキコ ぽち 水本樹人 / 金子清文 羽鳥名美子 2011年5月28日~29日 @西鉄ホール(福岡)
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財団、江本純子vol.3 「婦人口論」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー「なんか、闇を抱えてる人みたいだから」ー ダイアログ・イン・ザ・ダークという光を遮断した空間を暗闇のエキスパートである視覚障害者がアテンドしてくれるツアーがあります。ドイツから生まれたものだそうです。闇の世界、それは非常に面白い体験でした。 さて、そんなダイアログ・イン・ザ・ダークのツアーに痴漢がいたら?という小学生でも思いつきそうなネタではありますが、わたしの精神的幼稚部分はそんなことは厭わずに物語を作るエネルギーとなりました。とにかく椅子にハマっていた時期で、椅子ネタを強行していることもわたしの精神的幼稚部分の証拠のひとつとしてお楽しみいただきたいです。 [ものがたり] 盲人が案内役となる暗闇体験ツアーにやってきた不仲そうな男女5人。まとまろうともまとまれない勝手過ぎる5人を、人のよさそうな盲人が引率しているのだが、ちょっと変なことがよく起こる。 財団、江本純子vol.3「婦人口論」 作・演出 江本純子 出演 馬渕英俚可 初音映莉子 澤田育子 津村知与支 野村恵里 ノゾエ征爾 2010年7月15日~25日 @東京芸術劇場 小ホール1
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財団、江本純子vol.2 「常に最高の状態」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー「なんかサウナにいる気分」ー 若い娘ふたりとオババふたりの2対2の対決なら、おそらくオババが勝つのかなと思ったけど、そこに秘密兵器的にさらにもうひとり若い娘が登場したらどうなるオババ?という、どうでもいいコンセプトのもと最初は書き出しました。設定もシンプルで、わかりやすい楽しさに溢れているので、わたしの作品の中では比較的普遍的な作品なのだと自認しています。「ギャラリー体験あるある」「前衛アーティストあるある」とも言われています。 [ものがたり] 緊張感漂う前衛的なグループ展にアイスコーヒー片手に現れるオバオバふたり(靖恵と佳代、ふたりは姉妹)。理解不能な作品だらけだし、ギャラリーのお姉さんは感じ悪い。でもちょっとほっこりしたのはオババの娘が出展しているかわいいイラスト。くたびれて休憩していたらそこは作品の上だし、この場所はオババにとって気が休まらない。その上、アーティストたちの下らないケンカに巻き込まれてしまうし。で、またもうひとりトンがった若者がやってきたと思ったら・・。 財団、江本純子vol.2「常に最高の状態」 作・演出 江本純子 出演 池谷のぶえ 内田慈 内田亜希子 安藤聖 柿丸美智恵 2009年7月28日~8月2日 @ギャラリー LE DECO 5F
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財団、江本純子vol.1 「セクシードライバー」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー「軽くでも重くでもなく、好きです、みたいな」ー ロバートデニーロのタクシドライバーじゃない感じで、もしも前田司郎さんがタクシードライバーを演じたら?と想起しました。それから安藤玉恵さんはストレスを溜め込んだちょっといびつな乗客。ふたりとは初めて一緒に演劇を作るので、私の勝手なイメージで、ふたりが喋りそうな会話を私が脳内でエチュードして、それを書き起こしていきました。書いていたら朝になっていて、リアルタイムでも脳内エチュードは続いていたんで物語のラストシーンも朝を迎え、脱稿しました。岸田國士戯曲賞の最終候補にもなりました。 [ものがたり] 夜の埠頭。タクシーに携帯を忘れてしまった女のもとに、ようやく携帯を届けにやってきたタクシー運転手。イライラと寂しさを同時に抱えこんだ女は、タクシー運転手の止まらないおしゃべりに、つい付き合ってしまって…。 財団、江本純子vol.1「セクシードライバー」 作・演出 江本純子 出演 前田司郎(五反田団) 安藤玉恵 江本純子 2009年6月26日~28日 @ギャラリー LE DECO 4F
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財団、江本純子vol.0 「まじめな話」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー「私、バーに行くためのお金を稼ぐ、今夜」ー 09年2月〜3月のポツドールでの演劇体験が強烈で、わたし、早いとこ自作の演劇をやらないと壊れてしまいそうというリハビリと、それと会話劇を極めていこうという強いモチベーションとで、書き始めました。女性のふたり芝居だけど、男性のふたり芝居として男性が演じても成立する物語になると思うので、そういう機会もあるといいなぁ。 [ものがたり] 夜道、金に困って切羽詰まった様子の女(花代)が、過去に金を貸したままになっている女(聡子)を呼び出す。コンビニ袋片手にふらふらと現れた聡子は、現在無職で花代に返せるお金も持ち合わせていない。すぐ終わるはずだった立ち話が、終わらない「まじめな話」に変わっていく。 財団、江本純子vol.0「まじめな話」 作・演出 江本純子 出演 町田マリー 江本純子 2009年5月22日~24日 @ギャラリー LE DECO 5F(東京) 7月17日~19日 @紺屋2023(福岡)
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毛皮族の軽演劇WXYZ「演劇の耐えられない軽さだネッ」 上演台本4本セット
¥1,500
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー演劇って滑稽&オシッコってノスタルジー&ホテルってエッチ&女って騒々しい 軽演劇の真骨頂4本セットー ○ Wの喜劇 映画に出ることになった敏子は、映画『Wの悲劇』のような大女優に遭遇し、めんどうごとに巻き込まれます。くだらなさも全開ですが、「演じる」という構造をとことん遊んで、しっかり「W」しているし、「劇的」にもこだわった大変ドラマチックな作品となっています。俳優という職業に悩みを抱えていらっしゃる方にもおすすめです。 ○ オシッコ猶予中 ヤクルトレディーがオシッコを我慢しながら旅をする話。言葉遊びの多いヘンテコ系作品。川島雄三監督の『洲崎パラダイス赤信号』という映画があって、ああこの雰囲気いいなぁって作り始めました、全然違うものになっていますが。直前に西日本を旅したこともあって、旅の時間も思い出して書きました。旅を感じたい人にもおすすめ。 ○ ああ夜景 高級ホテルの一室で人を待ったことがあり、すごく薄っぺらい時間になってしまうんですが、それを全て覆してスリリングな時間に変化させました。「ああ夜景」というタイトルは岡本喜八監督の『ああ爆弾』へのオマージュでもあります。ちょっとミステリータッチの、とてもバカげた会話が続く劇です。ホテルものって書いてても演出してても演じててもおもしろいなぁって気づきました。 ○ 女と報酬 エロ、バイオレンス、ロマン、ナンセンス、金目の話。毛皮族を彩ってきた要素の数々を、改めて軽演劇の世界で集約させてみました。このサイトを見て「毛皮族」っぽいものに興味をもった方には非常におすすめです。こういう荒くれ系より、落ち着いた作品の方が好きって方は・・「できごと」か、「財団、江本純子」のコーナーに移動してみてください。 [ものがたり] ○ 『Wの喜劇』 悪、希望、インチキ、金、嘘、私語。そして喜劇の方程式。江本扮するもはや何者かわからない者・達者田敏子と、金子清文扮する何者でもないおっさんが、毎回何らかのことでざわめいたり騒いだりふざけたり安らいだりする軽演劇のドル箱’おそば’シリーズもいよいよ最終章。 本当の敏子、敏子を演じる敏子、本当のおっさん、おっさんを演じるおっさん、そして女優を演じる女優達、現実と虚構がとことん喜劇的に絡み合う全てが嘘で全てが真実の超演劇的非人情喜劇。 ○ 『オシッコ猶予中』 開運求める貧乏ヤクルトレディーの潮崎は小学校の時の同級生・アチャコとチーコに20年ぶりに再会し、その場のヤクルトの勢いで行く宛のない貧乏旅行に出かける。もうどうなったっていいや、と言いたいけど言えない大人の理性に、やんちゃな少女時代の童心が邪魔をして、私の人生もうどうにもできないけどオシッコだけはどうにも止まらない、そんな苦くて切ないオシッコ珍道中。 ○ 『ああ夜景』 「東京」の夜景が見渡せる超高層ホテルの一室。世界的ファッションデザイナーであるらしい奇抜な恰好をした女が男を待っている。ただ夜景を見ていれば何にも寂しくない。はずなのに。様子のオカしい客室係の行動はいちいち女を驚かす。マッサージ師を装ったAとBの女はやけに女の部屋に入り浸りいちいち女を驚かす。全く予測不可能なことばかり起こる危険な一夜の正体が暴かれていく。夜景どころじゃない。 ○ 『女と報酬』 瓦礫の街、瓦礫しかない場所にて。借金で首が回らないパンティ丸見えのチンピラ女はパンティー丸見えのセクシー清掃婦を連れ立って何かを探している。 瓦礫に埋もれていた瀕死の女を助けるが恫喝され、更にその女の連れの暴力団的な女にも恫喝され、探せないし逃げれもしない。この場所の主を名乗る年増の娼婦や小鳥を飛ばす修道女も現れ、事態は一層複雑に。同じ頃、瓦礫を彷徨う侍の姿をした男も、何かを探している。女達はここで何をするのか。祈るか踊るかファックする。外道女達の生きる姿。 毛皮族の軽演劇WXYZ「演劇の耐えられない軽さだネッ」 作・演出 江本純子 W演目『Wの喜劇』 出演:江本純子 金子清文 高野ゆらこ 高田郁恵 柿丸美智恵 延増静美 X演目『オシッコ猶予中』 出演:羽鳥名美子 高野ゆらこ 町田マリー 延増静美 江本純子 Y演目『ああ夜景』 出演:柿丸美智恵 高田郁恵 延増静美 羽鳥名美子 高野ゆらこ 江本純子 Z演目『女と報酬』 出演:町田マリー 延増静美 羽鳥名美子 高野ゆらこ 高田郁恵 柿丸美智恵 金子清文 江本純子 2012年4月12日~29日 @神保町軽演劇仮設シアター(スタジオイワト)
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毛皮族の軽演劇2011「滑稽を好みて人を笑わすことを業とす」 上演台本3本セット
¥1,200
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー生きるための「笑い」&装いとしての「笑い」&太陽にもなる「笑い」 こだわりの「軽い笑い」3本セット!!ー ○語りのゴミ 震災直後、余震もあったとき、引越しのバイトで、ものが多すぎるおばあさんちに行った時の実体験をもとに描きました。「死にたくないですね」とおばあさんはよく言っていたけど、その部屋は大量のものに囲まれていて、もしまた地震がきたら、ものに埋もれて死んじゃうよ!と私は思いました。なんでそんなにおばあちゃんはものを持っていたのか、劇にて描いています。 ○ボディコン強盗 SM嬢がプレイ中に、プレイとして財布を盗んだら通報されてしまったという話を聞いたことがあります。それが新聞に載ったときの見出しが「ボディコン強盗、現る」だったそうで、そのバカバカしい話と「ボディコン強盗」という言葉の響きが気に入って、物語を作りました。毛皮族初期の頃に愛していた古い映画のムードも意識しました。 ○おひゃさま 『おひさま』という連続テレビドラマ小説がありまして、それをもじっての『おひゃさま』です。もちろん達者田さんは井上真央さんを意識して演じています。くだらなさだけが取り柄の「おそばシリーズ」、「おそば」って文字すらもタイトルから消えてしまいましたが、今回はほのぼの田舎っぺ系でおふざけに拍車がかかっています。牛がいる牧場とかで上演したいです。 [ものがたり] ○『語りのゴミ』 ダンボールだらけの、マンションの一室。住人であるおばあちゃんの引越し作業をしている三人の作業員。おばあちゃんの持ち物にああだこうだと振り回されながら、オババ予備軍でもある三人は、次第に人間の死生観と自分の老後についても考えさせられていく。 ○ 『ボディコン強盗』 丸メガネの女は、ボディコン着用必須の秘密クラブめいた店の面接にいくが、贅肉が邪魔をしてボディコンが入らず、なかなか合格できない。クラブのボスと店のナンバーワンのみさとのボディコン姿をうらやむ日々である。巷では「ボディコン狩り」という物騒な事件が多発、ボディコンを着た女たちの身に危険が迫っていく。 ○ 『おひゃさま』 ど田舎にやってきた敏子とおっさん。にこっとすると周囲があったかくなる不思議な能力を得てしまった敏子のもとに、周囲を冷たい空気にしてしまう色白の女が現れる。そう、これは おそば版「北風と太陽」です。 毛皮族の軽演劇2011「滑稽を好みて人を笑わすことを業とす」 作・演出 江本純子 S 問題劇 『語りのゴミ』 出演:羽鳥名美子 延増静美 吉牟田眞奈 江本純子 / 高野ゆらこ T 感傷劇 『ボディコン強盗』 出演:柿丸美智恵 高野ゆらこ 町田マリー 延増静美 金子清文 江本純子 U 江本劇 『おひゃさま』 出演:江本純子 金子清文 羽鳥名美子 高野ゆらこ 柿丸美智恵 V演目 ライブ&ミュージカル 『私たちには出来ないこと』 1日だけの毛皮族スーパーウーパールーパーライブ。 ※ライブのため、台本は収録されません。 2011年7月23日~8月9日 @リトルモア地下
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毛皮族のウィークエンド軽演劇 上演台本3本セット
¥1,200
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー女囚SF&更年期漫才&OL女子高生!! 金・土・日は軽演劇でデトックスできる3本セットー ○Word 刑務所で囚人と看守が入れ替わっちゃう喜劇の王道のような設定の、クセのない作品。とってもかるーく楽しめる、放課後の少女たちのお遊びみたいな時間です。刑務所のドキュメンタリーを見ていたら、刑務所のドキュメンタリーを見ていたら、関西弁の刑務官の口調が独特で、毛皮族で唯一の関西弁サラブレットの延増さんに演じてもらおうと書きました。 ○もう更年期 30代後半にもなると体の異変や心の不調に「もう更年期かな?」と疑ってしまい切実に悩みますが、そんな思いはつゆ知らず、30代になったばかりのわたしは、へらへらとこんな台本を書いていました。柿丸さんへのアテ書きで書いたものですが、楽しい更年期を過ごせますよう、40前後〜50歳頃の全ての女性に演じて頂きたい作品です。 ○つまづき 岸田國士戯曲賞を逃したとき、その最終候補の連絡を受けてから受賞作の連絡をもらうまでのそわそわしていた時間を克明に書き綴った前半。後半は、達者田さんの過去の物語にワープしていくのですが、その過去の物語はその年に岸田國士戯曲賞を受賞した柴幸男さんの作品「あゆみ」から文字って「つまづき」という劇に仕立てて描いています。シロウトのOLさんたちを対象にオーディションをして、女子高生を演じてもらいました。と言っても集まってきたのは俳優をやりながら働いている方が多く、リアルOLは二人くらいでした。 [ものがたり] ○ 『Word』 吉田さんは受刑者、鈴木さんは刑務官。ふたりは入れ替わってしまう。刑務官となるシャブ中の吉田さん、きまじめな鈴木さんは受刑者として雑居房に入ることになってしまう。吉田さんとなった鈴木さんは雑居房の面々に意外にも歓迎され、なんだか修学旅行の夜みたいにおしゃべりが弾んでいく。 ○ 『もう更年期』 ガッキーとベッティーはかつてパクリ歌芸で一世を風靡した一発屋の芸人コンビ。割烹着姿のガッキーは実家の庭先でかつてのヒット曲を歌っている。そこへ現れる喪服姿の、厚化粧をした相方のベッティー。今日はガッキーのお母さんの葬式の日、その早朝。ガッキーは喪主としての悩みをベッティーにうだうだと相談する。 ○ 『つまづき』 ゲス田戯曲賞にノミネートされ、おっさんと共に浮かれた時間を過ごしている敏子だが、結局賞には選ばれず。敏子の部屋には戯曲賞の賞金が入るからと借金をして購入していた「素敵な椅子」が残った。法外な利息を払わなけらばならなくなった敏子は取立屋からの逃亡を企てようとする。また、つまづいてしまった・・うなだれる敏子のもとに、つまづきの人生の原点に戻れるというタイムマシーンを持った女が現れる。 毛皮族のウィークエンド軽演劇 作・演出 江本純子 P演目『Word』 出演:延増静美 町田マリー 高田郁恵 高野ゆらこ 武田裕子 江本純子 Q演目『もう更年期』 出演:柿丸美智恵 江本純子 R演目『つまづき』 出演:江本純子 金子清文 近藤美月 / 石澤彩美 石原美幸 大津浩美 神山美咲 酒井恵里 坂倉奈津子 鈴音りん 中村梨那 徳橋みのり 西岡由貴菜 星野美穂 渡邉由美 / 延増静美 2010年10月15日~17日、10月22日~24日 @リトルモア地下
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毛皮族のお気楽軽演劇シリーズ第3弾「大好き!!5つ軽演劇ちゃん」 上演台本4本セット
¥1,500
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー軽演劇への飽くなき執着は軽さを軽々と超えていく。 孤独&復讐&嫉妬&美への執着 人間を描くことに徹した「怒り」の4本セットー ○ふれる 軽演劇の中ではおふざけ度の低い本ですが、笑いよりもドラマとして楽しんでもらいたい作品です。内職に勤しむ独身の孤独を描いたもので、よく喋る饒舌な会話劇として、その後の「劇団、江本純子」シリーズの作風につながっているのではないかと思います。 ○お江戸、時々時雨 軽演劇では「エロ」関係は封印していたのですが、エロ演目もあったら楽しいかと、羽鳥さんにがんばってもらいました。わたしにとってはかなり珍しい時代劇仕立てとなっています。映画『幻の湖』のオマージュにもなっています。 ○パンの世界 映画『八甲田山』を幼少期に見て以降、雪山遭難ものは私のトラウマ。皇室追っかけ主婦の闇、ゲレンデで流れる広瀬香美、ムーディー過ぎるペギー葉山の歌声、そしてパンの話。わたしの暗黒面がそそられる要素が詰まった作品です。ナンセンスと骨太な人間ドラマが融合した江本版黒澤映画でもあります。 ○達者田は見た!〜京都おそばツアー殺人事件〜 火曜サスペンス劇場タッチの「おそばシリーズ」。軽演劇史上、もっともくだらない作品のひとつに挙げることができます。この頃『美味しんぼ』100巻を全巻読破したなぁ。わたしの容姿コンプレックスについても楽しく描かれています。 [ものがたり] ○ 『ふれる』 とある発明品がヒットし、小金(こがね)が入った姉のもとに、金を無心にやってくる妹。姉には妹を招かざる理由がいくつも重なっている。発明が趣味の孤独な独身女が、家電に翻弄されて少しずつ気がふれていく様と、心の再生をコタツの周りだけで描く四畳半演劇。 ○ 『お江戸、時々時雨』 鎖国マンコ、略して鎖マン政策が敷かれて欲求不満のお江戸。政府の方針にこっそりと逆らう庶民たちの痛快な外道ぶりをハードエロティックに描いた胸キュン時代劇。とっとと開マンせよ! ○ 『パンの世界』 世界のヤマグチパンの令嬢と旧華族の婦人が雪山で遭難してしまう。理性もろとも崩壊していく雪山でのできごと。 ○ 『達者田は見た!~京都おそばツアー殺人事件~』 江本純子扮する達者田敏子の犯罪すれすれの奮闘を描く人情喜劇の第三弾。究極のおそばを求め、バスガイドになりすまして京都にやってきた敏子とおっさん。至高のおそばを求めようとするおっさんと喧嘩して、離れ離れになった矢先、殺人事件に巻き込まれてしまう。 毛皮族のお気楽軽演劇シリーズ第3弾「大好き!!5つ軽演劇ちゃん」 作・演出 江本純子 K演目『ふれる』 出演:[柿丸版]柿丸美智恵 延増静美 江本純子 [町田版]町田マリー 羽鳥名美子 江本純子 L演目『お江戸、時々時雨』 出演:羽鳥名美子 武田裕子 高野ゆらこ 高田郁恵 延増静美 金子清文 江本純子 / 黒岩三佳 M演目『パンの世界』 出演:高田郁恵 平野由紀 江本純子 高野ゆらこ 佐々木幸子 柿丸美智恵 N演目『達者田は見た!〜京都おそばツアー殺人事件〜』 出演:江本純子 金子清文 高野ゆらこ 平野由紀 延増静美 / 赤澤ムック O演目『江本純子生誕30周年記念お唄会』 ※お唄演目のため、台本の収録はありません。 2008年12月3日~23日 @リトルモア地下
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初夏の軽演劇@リトルモア地下 上演台本4本セット
¥1,300
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー演劇は、もっと軽くなれる。 チェーホフ&ゴッド・ファーザー&アングラファンタジー&朝ドラ ぶっ飛び4本セットー ○四姉妹 チェーホフの『三姉妹』、わたし何度読んでもすぐ忘れちゃう。バカなので。わたしの解釈で、それを現代に置き換えて、千葉県船橋市あたりの狭いワンルームで暮らしている引きこもり姉妹たちの物語にしています。姉妹もので、アドリブを交えてやっているとどうしても『やっぱり猫が好き』みたいになって、それはそれで愉快な劇になりました。 ○おっぱいファミリー1,2,3 『ゴッド・ファーザー』へのオマージュ作。マフィアたちの闘争を、おっぱいの大きさを争う女たちの闘争になぞらえて、パロディ化。ゴッド・ファーザー好きには絶対おすすめ。ゴッド・ファーザーを見たことない方は「おっぱいと家族愛」について描いた作品としてお楽しみ頂けるはず。 ○新・白過姫無精記〜もうしわけございません〜 書いたことのないSFに挑戦しようと当時流行していた「千の風になって」の歌から想起して、オリジナルファンタジーに仕上げました。わたしが特に好きなのは太陰太極図のマークを顔に書いたチェス子と囲碁美ってキャラクター。二人ともお互いの陰陽が逆になるようにメイクしてくれました。 ○おそばらんかい! 達者田敏子の暗躍を描いた「おそば」シリーズ第二弾。あまり記憶にないのだけど、徳永英明さんの『壊れかけのRADIO』をしつこくギャグにしていたことや、毛皮族のメンバーでもっとも朝ドラヒロイン顔の高田さんをキャスティングして、朝ドラ感を強く出そうとしたことはよく覚えています。 [ものがたり] ○『四姉妹』 世間から見離された斜陽族な四姉妹。千葉県船橋市のワンルームマンションで暮らしている彼女たちの暮らしぶりが淡々と綴られていく。真に生きることの意味を軽く問う。 ○ 『おっぱいファミリー1,2,3』 ファミリーレストランにて食事をしているマイケル、ソニー、トム。彼らは深刻だ。彼らの父親であるドン・おっぱいが撃たれたのである。兄弟の中で最も冷静を保っているマイケル。彼のおっぱいマフィアとしての半生と苦悩を、1、2、3部作でちょっとずつ描いている。 ○ 『新・白過姫無精記~もうしわけございません~』 この世で一番肌が白く、この世で一番の無精者「白過姫」。ある日彼女はその帳面に名前を書いた者とは必ず恋が実るという不思議なノートを年増の妖精から預かる。恋心の知らない無情な白過姫のイタズラが、奇跡をもたらしてしまう感動のラブファンタジー。こどもも一緒に楽しめるやつ。 ○ 『おそばらんかい!』 自称「敏腕レディー」こと達者田敏子の暗躍を描く毛皮軽演劇のドル箱演目『OSOBA』シリーズ第2弾。参議員選挙への出馬を考えていた敏子がなんと国民放送の連続ドラマのヒロインに抜擢されてしまう。どうがんばってもセリフを8割しか覚えられない敏子。親友の乞食のおっさん(元アル中)や、敏子を慕う女優志望の涼子に支えられながら、雨にもシャブにも負けず女優として不死鳥のごとく成長していく敏子の姿を連続テレビ小説風に描く。 初夏の軽演劇@リトルモア地下 作・演出 江本純子 F演目『四姉妹』 出演:羽鳥名美子 江本純子 町田マリー 高野ゆらこ G演目『おっぱいファミリー1,2,3』 出演:町田マリー 平野由紀 延増静美 江本純子 羽鳥名美子 高野ゆらこ 高田郁恵 金子清文 H演目『新・白過姫無精記〜もうしわけございません〜』 出演:武田裕子 柿丸美智恵 水町香菜恵 金子清文 / 延増静美 平野由紀 江本純子 I 演目『おそばらんかい!』 出演:江本純子 金子清文 高田郁恵 / 柿丸美智恵(語り) J演目『真夏の夜の毛皮族の夢』 ※ライブ演目のため、台本の収録はありません。 2007年6月30日~7月22日 @リトルモア地下
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コーヒー&シガレッツ的な軽演劇 上演台本4本セット
¥1,300
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * −軽やかなパロディマジック4本セット ミステリー&シットコム&不条理&ライトコメディ− ○原始、女は太陽だったような・・・ 『名張ぶどう酒事件』から想起し、松本清張風のミステリーを書いてみようと試みました。以後、軽演劇シリーズのエースとして活躍することになる高野さんの初主演作。 ○からす食堂 当時コーヒーが出てくるのがめちゃくちゃ遅いカフェに対してちょっと釈然としない気持ちがあって、この作品にぶつけました。当時は喫煙者だったし、わたし、今ではものすごくゆっくりコーヒーをいれているし、フィンランドも大好きだし、今との生活に対する感覚がまるで違って書いています。10年後に、コーヒーやカフェスタイルにこだわった私が改めて書いた『かもめ食堂』(できごと公演)とセットで読んでもらえたら、楽しいかも。 ○ゴドーを待ちわびた私〜白過姫無精記〜 『ゴドーを待ちながら』を軽演劇風にやろうとして書いたもの。肌が白過ぎる姫がゴドーを待っていたら、というところから始まります。物語の後半で白過姫はエステに行くのだけど、当時、習慣的にエステに行って散財していて、エステに対する葛藤も一部表現しています。 ○OSOBA 『UDON』という映画があったから、『おそば』ってしてみようって軽々しくつけたタイトル。おそば好きの達者田敏子と浮浪者のおっさんのコンビがなんらかの事件に巻き込まれる「おそばシリーズ」としてその後6年、6作作っています。 「おそばシリーズ」はわたしが台本を無視してアドリブを入れ続けること、そしてそのアドリブにおっさん演じる金子清文さんがタジタジしながらしょーもない返しをしてくれるのが醍醐味の非常に楽しい劇なんですが、たまにそれは「私語」と呼ぶくらい作品内容と関係ないおしゃべりまでするようになったのだけど、そんな私語演劇の原点となる作品です。 [ものがたり] ○ 『元始、女は太陽だったような…』 昭和36年千葉県印旛郡白井町にあるぶどう農家の集落「金が作」 て大量殺人事件が発生した。殺害されたのはぶどう農家の婦人達で結成された『赤唐辛子の会』の面々。集落内で渦巻く歪んだ不倫関係や、隣接する新興住宅地の住民達との確執、町会議員の汚職事件等、『赤唐辛子の会』の婦人達を巡る問題が次々と明らかになる。 ○ 『からす食堂』 日本の片隅のどこかにある炭鉱街に「からす食堂」という名の小さな食堂がある。食堂の女主人であるシゲミ、食堂の第1号の客である炭坑労働者、職を求めて食堂を訪れた情緒不安定気味の若い女。3人の登場人物達の穏やかでない、和やかでない、切羽詰まった心の交流。 ○ 『白過姫無精記~ゴドーを待ちわびたわ~』 柳の木の下にたたずむ狂女。まるでゴドーを待っているかのような彼女の名は白過姫(しろすぎひめ)。この世で一番肌が白く、この世で一番の無精者。桜が満開になる前のある春の日、柳の下を通りかかった黒い盗賊に唆され、山奥に雪を見に行くことになった、その冒険記。 ○ 『OSOBA』 敏腕レディーと噂される「週刊OSOBA」の鬼畜編集者・達者田敏子は伝説のそば職人を探し求めて日々日本全国を縦横無尽に駆け巡っている。そしてついに出会ったおっさん浮浪者。敏子は得意の話術で浮浪者を騙し込み、先物取引でそば職人の人身売買をしようと試みるが…。 コーヒー&シガレッツ的な軽演劇 作・演出 江本純子 A演目『元始、女は太陽だったような・・』 出演:高野ゆらこ 平野由紀 武田裕子 高田郁恵 柿丸美智恵 金子清文 和倉義樹 江本純子 /(ダブルキャスト)延増静美 羽鳥名美子 B演目『からす食堂』 出演:柿丸美智恵 和倉義樹 武田裕子 C演目『ゴドーを待ちわびた私 〜白過姫無精記〜』 出演:町田マリー 江本純子 水町香菜恵 柿丸美智恵 D演目『OSOBA』 出演:江本純子 金子清文 和倉義樹 / (ダブルキャスト)高野ゆらこ 町田マリー E演目 『純子の部屋』 ※ライブ演目のため、台本の収録はありません。 2006年11月3日~26日 @リトルモア地下