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毛皮族(マル秘)公演「血も涙も靴もない」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は、二枚目の画像のように、それぞれの公演の題字を江本が書いたもので、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 現段階で毛皮族の最終公演。いつかの日に休止を解除するそのときまで ー この作品は、軽演劇公演で鍛え上げた裏も表もなんでもできちゃう劇団員の機動力を駆使して作りあげたものと記憶しています。森下スタジオをひと月借りて、制作、稽古、本番と、創作の時間を過ごしました。 初老の男性に借金する話や、嫁がいなくなったあとで犬までいなくなってしまう話とか、実際わたしの身の回りで起こったことをもとに書きました。それらのエピソードは、ペーソスが過ぎて喜劇になる予定だったのですが、読み方によってはペーソスだけで、起こっていくできごとの不条理を憂いているもの悲しい劇に感じることでしょう。悲しみと情けなさに浸りたいたい人にはオススメです。 [ものがたり] 家出した息子の嫁をいつまで追い続ける姑、いつまでも喧嘩し続けるカップル、歌手志望の女に無謀な投資をいつまでもし続ける初老の男・・など、登場人物達それぞれの執拗な感情が愚行に変わっていく。 毛皮族(マル秘)公演「血も涙も靴もない」 作・演出 江本純子 出演 江本純子 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 延増静美 高田郁恵 田島冴香(東京タンバリン) 金子清文 2013年11月27日(水)~12月1日(日) @森下スタジオ Cスタジオ
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毛皮族2013年公演「ヤバレー、虫の息だぜ」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 本気のパクリ芸をみせてやる ー 観客のみなさんへ、パリ公演のおみやげとして作りました。ヌードへの苦悩、小さすぎる前貼りへの苦悩、ソロダンスやセンターポジションを奪われる苦悩、こだわり過ぎる裏方さんとの面倒など、当時毛皮族の面々が抱いていた本気か冗談かもわからない葛藤の数々を元にエピソード化しています。舞台を上と下に分けており、上の舞台では本番のショーを上演し、下の舞台で、そのショーの楽屋裏を同時に描いていくスタイルでしたので、台本も上段と下段で分かれて書いてある二元台本です。 [ものがたり] パリのキャバレー「クレイジー・ホース」のショーをパクっているヤバ いキャバレー、通称「ヤバレー」が舞台。主な登場人物は、ヤバレーの踊り子6名と、変わり者のスタッフ1名、たまに顔を出す演出家のような人物1名。センターを踊っていた踊子の妊娠が発覚し、センターポジションについて揉める春の1日。海外から厄介な踊子を呼んでしまい小さな嵐が起こる夏の1日。ベテランの踊子が脱がないと静かに騒ぎ出す秋の1日。こんなキャバレーやめてやる、と野心的な踊子がそっと去っていく冬の1日。など、踊り子達の日常と踊子達それぞれの生き様が、このキャバレーの楽屋と本番ステージの合間をぬった忙しない時間と並行して綴られていく。 毛皮族2013年公演「ヤバレー、虫の息だぜ」 作・演出 江本純子 出演 金子清文 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 延増静美 高田郁恵 町田マリー(映像出演) 江本純子 2013年1月23日~27日 @座・高円寺1
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パリ公演「Le fric et les femmes」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 世界に広げよう、シュールな女たち ー 軽演劇最終公演で上演した『女と報酬』を原案にパリ公演用に書き下ろしました。出演予定だった町田さんが出産のため渡仏ができなくなり、町田さんの役をわたしが演じられるように書き直しました。それでもともと私が演じていた役はどこへ行ったのだっけ?という混乱もありました。吉田喜重監督の映画をイメージした映像を撮り下ろし、物語を補填していきました。日本語ならではのギャグ「梅毒子」みたいなフレーズも、うまいことフランス語に訳されてとてもウケていたことは奇跡のようでした。特にしょーもない下ネタでフランス人がバカウケしていたこと、よく覚えています。 [ものがたり] がれきの街にて。火事場泥棒のどチンピラ女と相棒のセクシー清掃婦ががれきを漁っていると、現れてしまう腹の大きなせっくす占い師、暴力団のように荒れた女・チャイナ下女、指鉄砲を暴発しまくるハイティーン娼婦、行方不明になった鬼畜的神父様を探し続ける小鳥を飛ばす女。刀を失った野武士風の侍は、彼女達の滑稽にして熾烈な争いに巻き込まれた挙げ句、宝を手にする。女達の前に時折現われる灰色の影・悪い男が執拗に追い続ける酒浸りの妊婦・どキチガイ女は大事なものを隠している。戦いの後に、片づいてしまった瓦礫の中から現れる、それぞれの女にとっての究極の報酬とは。 パリ公演「Le fric et les femmes」 作・演出 江本純子 出演 江本純子 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 延増静美 高田郁恵 金子清文 町田マリー(映像出演) 2012年11月2日~3日 @パリ日本文化会館 Maison de la culture du Japon à Paris
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毛皮族10周年記念公演「小さな恋のエロジー」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 純子的には毛皮族最高傑作 ー 当時、相原コージさんのコージ苑をとても愛読していて、こういう四コマギャグ漫画の連続みたいな劇を作れないだろうか、と想起しました。あらゆる登場人物たちのキャラクターを漫画的、戯画的にして描きました。岡本喜八監督、倉本聰さん脚本の奇妙な映画「ブルークリスマス」からも多いに触発されており、ラストシーンは大音量で第九を流して駅前劇場を大吹雪にするということは早々に決めていました。コミカルでロマンティックな、わたしが思う理想的な毛皮族らしい作品だったと回想します。岸田國士戯曲賞の最終候補にもなりました。 [ものがたり] 隣家からヘタクソなハレルヤ合唱が聞こえてくるクリスマス間近の冬の日。薄着のジェシカが舐めているアイスの棒にハワイ旅行当選の文字が浮かぶ。突如、銃弾に脳天を貫かれ即死するジェシカ。ジェシカのルームメイトであるスンヨンとジヨンはジェシカが 残したハワイ当選の権利をめぐるゲームを開始する。同じ街にはうっかり妻と呼ばれるうっかりしてばかりの女とその夫が印刷所を営んでいる。2人は貧しい暮らしに苦渋をなめる日々。森田と言う気の弱い男は言う事の聞かない妻を殺す計画をジェニーと言うボディコンの殺し屋に持ち掛ける。ジェシカ達のルームメイトにはもう1人、ハラと言う地味なOLがいる。ジミーとシンプソンと言う宇宙かぶれの不可解な兄弟も徘徊している。 これらの人物達の小さな激動の連続が、やがて大きな渦となり、この街のクリスマスを極めてドラマチックに包み込む。 毛皮族10周年記念公演「小さな恋のエロジー」 作・演出 江本純子 出演 町田マリー 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 延増静美 高田郁恵 江本純子 / 金子清文 富岡晃一郎 2010年12月10日~21日 @下北沢駅前劇場
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毛皮族2009年本公演 「社会派すけべい」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー どこが社会派なんだよ!!とのツッコミ多数頂戴しております ー 温泉を舞台にして、露天風呂があること。ラブホテルみたいな旅館を作りたいってこと。『黒の奔流』という山崎努さん主演の映画があって、あんなムードをだしたいってこと。キューブリックの『現金(げんなま)に体を張れ』という映画のイメージ。伊丹十三っぽい感じ。久しぶりに見返したドリフの古典的なギャグのくだらなさ。音楽はストーンズのロックと、維新派の6拍子で。 他にもいっぱいありますが、そんなことをザッピングしていたらこの作品になりました。イメージのザッピングはそれまでの毛皮族の王道的作り方ではありますが、この作品においてとても集約されている気がします。 [ものがたり] 関東の山間部にある温泉地帯。ひなびた老舗旅館「あおやぎ」の女将・佐和子の毎日の楽しみは20年前に放映されていた連続ドラマ『寝取り屋ジロー』の再放送を観ること。一方、隣接するさわやかスパリゾートホテルは施設拡大を目論んで、「あおやぎ」にひたすら嫌がらせを繰り返す日々。そして、さわやかスパリゾートホテル関係者の愛人と噂される女(フジエ)がいよいよ「あおやぎ」に潜入し、仲居や従業員達に危機が迫ったある昼下がりの日、佐和子は『寝取り屋ジロー』の最終回を見逃してしまい、それどころではなかった。と言う、長い一日を緊張感を欠きながら描いた物語。 毛皮族2009年本公演「社会派すけべい」 作・演出 江本純子 出演 町田マリー 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 武田裕子 延増静美 高田郁恵 江本純子 金子清文 / みのすけ(ナレーション) 2009年11月19日~12月1日 @下北沢駅前劇場
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毛皮族のアラビアンナイツバイオレンス「暴れて嫌になる夜の連続」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 貫徹せよ!我が純情闘争!! ー これを書いた頃、若松孝二監督の『連合赤軍〜あさま山山荘への道程〜』を観に行って、それまで釈然としなかった学生運動のこと、それがどういうことだったのかってことをこの映画を見て初めて納得したことがありました。「愛する」って思いやちょっとした欲望が暴走して止まらなくなると、どうなっちゃうか、その思いのどうにもならなさはどうしたらいいのかってことを、どうしてだかアラビアンナイトの美しさに夢を馳せながら書いたものです。わたし史上、もっとも漢字の多い作品。リアル小学生、リアルティーンによる再演を企みたい。 [ものがたり] 学生運動ならぬ小学生運動という「革命のための闘争」活動をしている少女達の夏休み。革命霧島左派のリーダー・霧島一子は革命を貫徹するための理想国家をアラブ方面の無人島で作ることを思い立ち、担任教師とその婚約者の旅行船をジャックする。漂流中の船の中で起こるかなりストレスフルな小6少女達の人間関係。闘志や情熱が行き過ぎて「暴力」へと形を変えるナンセンス、極限、また極限へと船に乗り合わせた少女達と大人達は追い込まれ、千夜にも及ぶような途方もないストレスの耐久戦が始まる。 毛皮族のアラビアンナイツバイオレンス「暴れて嫌になる夜の連続」 作・演出 江本純子 出演 江本純子 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 武田裕子 延増静美 平野由紀 高田郁恵 / 金子清文 2008年9月27日~10月5日 @新宿THEATER/TOPS
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毛皮族の社会派ピンキーバイオレンス 「遺骨のトットさん、ドブに落ちる」 上演台本
¥1,000
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 復活した狂騒演劇、OLハードボイルド ー しばらく本多劇場での上演が続いて気負っていたものから解放されて、久しぶりの駅前劇場での上演作。年末から正月にかけて見続けた田宮二郎さんの『白い巨塔』のドラマシリーズ、その世界に痺れたこと。『デスパレートな妻たち』を日本の主婦バージョンで。とパロディメソッドは多いに生かされ。しかし、これまでとちょっと変化があったのは、テレビドラマの本を書き始めてまともなことを学んだので、物語の構造を少しずつ意識するようになったこと。ささいな欲に溺れてしまった主人公・トットさんの滅亡物語になっています。 [ものがたり] はきだめ商事総務部に勤務する窓際族OL「トットさん」には小さな秘密がある。それは愛人である経理部部長・四街道が不正にプールしている巨額の金を窓際の金庫にたんまりと隠していること。ある朝、お嬢様OLの通勤ヘリコプターが墜落したことをきっかけに、トットさんの巨額のタンス貯金の噂が社内に実しやかに流れ出し、経理部と総務部の不良OL達によるおっぱい戦争が勃発する。一方、はきだめ商事の下に流れるドブ川を掃除中のデスパレートな主婦達。彼女達は、総務部の万年係長・阿久津の妻が会長を務める婦人会「ふれあい会」のメンバーであり、次期会長選挙に向けて権力欲に狂った主婦・財千の途方もない思案に迷惑を被っている最中である。 10億円の大金を前に金の亡者となる極道OLや昼下がりの主婦達、トットさんは愛する人の金を守るため有刺鉄線が張りめぐされた社内で必死に奔走、給湯室でたまにメイクラブしながら。 毛皮族の社会派ピンキーバイオレンス「遺骨のトットさん、ドブに落ちる」 作・演出 江本純子 出演 羽鳥名美子 柿丸美智恵 高野ゆらこ 武田裕子 延増静美 平野由紀 高田郁恵 江本純子 / 細井里佳 菊地明香 中林舞(小指値) / 金子清文 2008年2月14日~17日 @駅前劇場(第18回下北沢演劇祭参加)
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毛皮族7周年記念公演 「おこめ」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 近頃なぜか笑いなし ー 『おこめ』は本編と外伝に分かれていて、本編は、毛皮族として笑いのない劇に挑戦したかったのだろうけど、今思えば(その1)、なぜそんなことに挑戦したのだろう・・。わたしの作品の中で、唯一笑いを排除した戯曲で大変貴重です。外伝は『007』とテレビドラマ『スチュワーデス物語』をやりたくて作ったコント。爆破、カーアクション、水中アクション、空中戦、仕掛け満載のスパイ道具、007へのオマージュという気持ちだけで作りました。今覚えば(その2)、これ本多劇場じゃなくて、駅前劇場でやってたらウケたんじゃないかなって・・。 [ものがたり] ○本編 戦後の食糧難時代に実在した「昭和の淫獣」こと連続強姦殺人鬼・小平義雄が起した強姦殺人事件を一部モチーフに取り込み、秋田県の農村で米農家を営むある家族の肖像と「生」への無常観を、「おこめ」を作る人々が過ごす12ヶ月と共に描いた異色作。 ○外伝 毛皮族の7周年を祝して映画『007』シリーズ第1作~第10作までの名アクションシーンへのオマージュに、ドラマ『スチュワーデス物語』のパロディを絡めて送るオフビートなアクションレビュー、のようなコント。 毛皮族7周年記念公演「おこめ」 作・演出 江本純子 出演 町田マリー 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 武田裕子 延増静美 平野由紀 高田郁恵 江本純子 / 金子清文 米村亮太朗(ポツドール) 澤田育子(拙者ムニエル) 2007年10月13日~21日 @本多劇場
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毛皮族第14回公演 「脳みそぐちゃぐちゃ人間」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー ちょっとアレな時に描いたやばいやつ ー 公演としては思い出したくないけど、台本としてはとても気に入っています。もうバカが書いているとしか思えない。歌舞伎の娘道成寺のパロディから宇宙旅行に行く話、ノータリンの女の子の殺人物語、誰かを思った片思いの歌がひたすら続き、ラストは戦争で地雷を踏む兵士たちの話。周囲を一切省みずに、自分の世界に浸って何が悪い?ってこんなにも独善的な本は二度と書けないでしょう。今のわたしが持とうとしないでいるものを全て持った特殊な作品。 [ものがたり] 〈プロローグ〉 エロ和尚とED和尚 その昔。隣寺のED和尚が嫉妬するほど、修行中の一休たちから人望を得ていたエロ和尚だったが。ある日、鐘の中から出て来たヘビ女に一目惚れしてしまい、狂い出す。 〈第一部〉 脳なし人間アッコちゃん 現代。知的障害を患うアッコちゃん、愛情が制御できなくて、狂っていく。 〈第二部〉 脳みそぐちゃぐちゃ人間 未来。恋の相対性理論なる論文を書いていたエモンシュタイン博士は恋煩いに陥り、憂さ晴らしに頭の中で奏でた恋の歌を次々と発表していく。博士が発明した音楽で巷のディスコは賑わい世界は平和。だが、自身の恋は成就せず、狂っていく。 〈エピローグ〉 戦争 いつの時代かわからない。最前線から脱走してきた兵士達は、ジャングルの中で出会った美女をナンパするが失敗、現れた死にかけの傷痍軍人と慰み合い、歌を歌う。 毛皮族第14回公演「脳みそぐちゃぐちゃ人間」 作・演出 江本純子 出演 江本純子 町田マリー 柿丸美智恵 和倉義樹 羽鳥名美子 高野ゆらこ 武田裕子 延増静美 平野由紀 高田郁恵 水町香菜恵 / 澤田育子 金子清文 横町慶子 2006年7月21日~30日 @本多劇場
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毛皮族5周年記念公演 「銭は君」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 脳細胞は愛と銭と笑いだけ ー 『夢中にさせて』では犯罪者たちによる『吉原炎上』でしたが、こちらは源氏物語の登場人物たちによる『吉原炎上』。源氏物語の登場人物たちが現代にも突然トリップしてきて、銭や愛のことで、葛藤しています。結成5年目の劇団絶頂期に書いたこの作品は、初期作の中では珍しく私自身の経験をもとに描いたもので、数日で書き上がりました。勢いの渦中ですでに苦悩が誕生していることは当時の劇団状況の良し悪しそのものです。当時、銭ゲバだったわたしは、開演前に毎回台本のオークションをしていて、この台本は平均1万円で落札されていました。ごめんなさい。 [ものがたり] 平安と現代を浮遊する時の流れの中で、二人の青年がいる。平安では銭源氏と名乗って遊女と戯れている安田は現代でも飲み屋のホステス達と遊びまくっている。銭がなければこの世は地獄。ギラギラのスーツを纏って金をばらまいているが、実は借金苦で崩壊寸前。もうひとりは平安では銭源氏の幼馴染であり、現代ではコメディアンの修行をしている純真無垢な柏木青年。笑いのために生きていたはずの柏木は自分に課した「笑いとしての正義」を守るために、人を殺してしまう。 柏木と安田。愚かなふたりの若者の「罪と罰」を描いた物語。全ては銭と愛のせい。 毛皮族5周年記念公演「銭は君」 作・演出 江本純子 出演 江本純子 町田マリー 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 武田裕子 延増静美 平野由紀 高田郁恵 水町香菜恵 / 澤田育子(拙者ムニエル) 富岡晃一郎 金子清文 東京公演:2005年7月23日~31日 @本多劇場 大阪公演:2005年8月6日・7日 @IMPホール
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第12回公演「お化けが出るぞ!!」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 気がついたら星が出ていて、I LOVE NEWYORKだったという私の宇宙観 ー 毛皮族史上、最も出演者の多い作品で、単に出演者が多いからという理由だけで劇中、玉入れや綱引きもしました。出演者が多いのはラストシーンでコーラスラインをやりたかったからです。ナイトメア・ビフォア・クリスマスのジャックやソフトボールの宇津木監督も登場します。いわゆる脈絡ない系の本のひとつではありますが、劇場が大きくなったことにより、脈略のなさのスケールも大きくなりました。また、この本は中森明菜さんの楽曲から想起したシーンも多くあり明菜ファンは必見です。 [ものがたり] 戦地マカオに慰安婦として、旅立つ芸者達。彼女達は皆、希望を胸に異国に旅立つ。貧しくて鈍臭い少女おちんと野球狂いのおまりーもその中に紛れていた。2人の少女の成長物語。「女の平和」毛皮族版。 毛皮族のロックンロールミュージカル,キル!キル!『お化けが出るぞ!!』 作・演出 江本純子 出演 柿丸美智恵 町田マリー 澤田育子 江本純子 金子清文 原口洋平 和倉義樹 羽鳥名美子 佐々木幸子 町田カナ 内田慈 延増静美 小黒奈央 河野真子 齋藤由香理 髙田郁恵 武田裕子 平野由紀 古市海見子 松尾ユウコ 水町香菜恵 石本真一朗 小平伸一郎 2004/12/1〜12/8 @全労済ホール・スペースゼロ
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第11回公演「DEEPキリスト狂」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー ロマンスいっぱい胸いっぱいのビューティフル戯曲 ー キリストとマリリンモンローが友情で結ばれる物語。キリストはマイケルジャクソンでもあり、街角で世界平和を祈って踊っています。時空も人物もあっちこっち飛んでいきますので、辻褄など追い求めてはいけない作品です。黒人の家政婦、白人の看護婦、中国人の美容師見習い、髪を染めて何人だかわからなくなった美容師、インド人の弁護士、蝶野みたいなSM嬢、ガングロの日本人、といった具合に多種多様で多国籍な人物たちが登場するのも、この作品の特徴です。 [ものがたり] 異国の某街。精神を患った女優・マリリンモンローは孤独。放蕩児マイケルは場末の色町で看護婦のサリーと出会い、恋に落ちる。愛を乞うマリリンモンローは神に願う。衰弱していくマリリンモンローを最後に救済してくれたのはマイケルであった・・。 第11回公演『DEEPキリスト狂』 作・演出 江本純子 出演 江本純子 町田マリー 澤田育子 和倉義樹 佐々木幸子 羽鳥名美子 高野ゆらこ 亀田麻衣 柿丸美智恵 金子清文 2004/3/4〜3/28 @下北沢駅前劇場
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第10回公演「夢中にさせて」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー やりたいことはとことんやりつくす情熱劇 ー 阿部定、福田和子、林真須美(容疑者)、三浦和義、小平義雄、佐川一政、ほか、実在の犯罪者たちのキャラクターを総動員させて、『吉原炎上』をやる、というのが作品の方針です。ヨーロッパからはマリーアントワネットもやってきました。おそらくピカレスク・ロマンを目指したのだと思います。この頃、演出上でたくさんの無理をスタッフの皆さんに強いていて、思い出されるのは実際の本編の激しい様子ばかりなのですが、戯曲的には全員がハゲを隠している修道院のシーンや盲目のあんま師がボケ倒すシーンなど、キラリと光ったコントも数々詰まっています。 [ものがたり] 犯罪史史上に名を馳せた実在の人物達をモデルに彼等が持て余し過ぎたであろう激情を、遊廓を舞台に歌や踊りを交えて綴った娯楽系犯罪歌劇。 暑い夏の日、定という女はかき氷屋で出会った三浦に一目惚れ。定は林が営む遊郭で働くことになるが、そこでは三浦の愛人である和子というホステスも働いている。嫉妬や独占欲で定の女心が狂い出す。ほか、上演時間3時間に及ぶムーディーエピソード多数。 <毛皮族☆祝☆第10回記念公演>ヌッポンオエロケ犯罪歌劇『夢中にさせて』 作・演出 江本純子 出演者 町田マリー 澤田育子 江本純子 和倉義樹 原口洋平 金子清文 柿丸美智恵 佐々木幸子 貴子 羽鳥名美子 高野ゆらこ 亀田麻衣 2003/7/31〜8/13 @下北沢駅前劇場
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第9回公演「ヤコブ横須賀泥だらけのSEX」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 危険思想満載の暴走戯曲!! ー 本を書くためにバイトにも行かず家に引きこもっていた頃、テレビでは北朝鮮から拉致被害者帰国のニュースが連日流れていて、わたしは本を書かずに一日中テレビばかり見ていました。それと同時期に宝塚のビデオばっかり見ていました。すると宝塚と北朝鮮に共通するあるものが見えてきて、それを余す所なく描写したのがこの作品です。詳しくはこの戯曲にて、答えが書いてあるはずですが、雑なわたしの戯曲からは読み取ることが難しいかもしれません。 [ものがたり] 歌劇。海辺の女だらけの孤島に2人の若者が降り立つ。女と男装の麗人。2人は東朝鮮から亡命してきた元ニッポン人と東朝鮮人。スパイだった2人は恋に落ち、東朝鮮で皇子と悦び組を殺害し、そのまま逃亡してきたのだった。女・ナミーの元恋人で同じく東朝鮮に拉致された過去を持つ鉄太が執拗にナミーを連れ戻そうとする。男装の麗人・ユン太郎は東朝鮮で男役として宝塚歌劇団に入ることを夢みたままいつしかナミーとの恋愛に夢中。東朝鮮仕込みの社会主義を貫くナミーとユン太郎は、貞操を守る孤島の女達を次々と拉致していく。 <毛皮族豪華2本立て公演> ギラギラポルノ歌劇戦争『ヤコブ横須賀泥だらけのSEX』 キラキラポルノレビュー『毛皮族民主主義人民共和国』 ※販売は『ヤコブ〜』の台本のみになります。 作・演出 江本純子 出演 町田マリー 江本純子 和倉義樹 柿丸美智恵 佐々木幸子 原口洋平 羽鳥名美子 ヨネヤマハダコ 高野ゆらこ 斎藤朋子 / 澤田育子(拙者ムニエル) 足立雲平 山下和美(α.C.m.e) 2003/2/6〜2/11 @下北沢駅前劇場
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第8回公演「高麗人参毛具毛具」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー やんちゃなバイオレンス童話 ー 舞台は巴里。エッフェル塔はたまに東京タワーにもなって、六本木をうろついている不良たちを、パリにワープさせたりして、物語は混乱を極めていきました。ウサギの耳とトラの耳をつけた演者たちがどんなにエグいことをしても妙にかわいげがあった覚えがあります。共産党員の仕立て屋が、半裸の不良たちに服を縫ってあげるエピソードを気に入っています。内容のない大人の童話みたいな話がお好きな人はこの作品を好きになってくれるかもしれません。 [ものがたり] 舞台は爆裂巴里都市(バーストパリシティ)。ウサギの床屋とトラのヤクザの縄張り争いに横須賀の不良軍団アテネ団が加わって熾烈な抗争が始まる。アテネ団と対決しているジプシー団もパリについてきてキャッツファイト。猫が逃げたり、熱湯浴びたり、MAXの『トラトラトラ』踊ったり・・と、パリの石畳の上での激しいもろもろ。 毛皮族歌劇『高麗人参毛具毛具』 作・演出 江本純子 出演者 町田マリー 江本純子 和倉義樹 柿丸美智恵 セロトニン瘍子 飯野美穂子 羽鳥名美子 上原美幸 米山由希子 田中恵一 2002/8/28〜9/1 @下北沢駅前劇場
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第7回公演「エロを乞う人」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 地球の裏側に行ってみたいあなたへ ー 中国の山奥に住む郵便屋さんが、離れ離れになっている恋人たちに手紙を届ける物語で、後半は女囚が大活躍していたと記憶しています。郵便屋さんがロバの格好をした手紙の神様に叱られるシーンは鮮明に覚えている爆笑シーンだけど、台本でその面白さが伝わるかなぁ。わたしの作品で最も使用頻度の高い音楽「ボレロ」の初使用作品。この作品を筆頭に初期の毛皮族作品はイメージを先行させて物語をつむいだり、音楽から生まれたイメージからシーンを作ったりしていたのがほとんど。まともな戯曲などありませんのでご了承ください。 [ものがたり] 中国の山奥の郵便屋さんケンチャウは世界各国から集まってくるラブレターを届ける天使のような恋の配達人。恋人のピータンを置いて、ユカという女性に文通相手のパイロットからの手紙を届けにニッポンに行く。パイロットに成り済ました強盗の変態・春彦はユカと婚約し、理由はよくわかんないけどユカを殺す。一方春彦の相棒の変態・モッドガルは男装のモッドボイに変装し、ウェイトレスれもんちゃんと恋仲に。まんまと春彦に手紙を奪われたケンチャウはユカの妹で女囚の777を尋ね、ユカの死を伝える。復讐に燃えるユカ。仲間の女囚達と共に刑務所を脱走し、春彦とモッドボイを仕留めに行く。対決!壮絶おバカなエロバイオレンス!! 半年ぶりぶり本公演・けがわピンクキャラバン路線001だふぉ〜 「エロを乞う人」 作・演出 江本純子 出演者 町田マリー 原口洋平 和倉義樹 山崎和如(ベターポーヅ) 染谷景子(シベリア少女鉄道) 飯野美穂子 佐々木幸子 市木裕子(B-amiru) 柿丸美智恵 江本純子 2002/5/8〜12 @中野ウエストエンドスタジオ
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第4回公演「ハンバーガーマシーンガーンホテールボヨーン」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー アンダーグラウンドから夢の彼方へ ー くたびれた炭鉱町が舞台。『女囚さそり』を筆頭に、東映のピンキーバイオレンスムービーの影響がもろに作品に浸透しているはず。初期の作品たちには「旅に出る」憧れが強いようで、社会と対峙してどう生きていくかの答えのひとつが「旅」だったのではないかな、と想像します。イーグルスの「夢のカリフォルニア」をテーマのひとつとして使っているのもその気持ちの表れと思われます。何が起こっているのか、なんの話なんだか、丁寧に構築しようとしない戯曲に対する無頓着な精神は、この頃の作品に共通するおすすめポイント。 [ものがたり] 伊香保の温泉街をイメージした某街に機関車で降り立った男女。ひとりは男娼、もうひとりはストリッパーと名乗る。この閉鎖的な田舎町には、革命を目論んでいる男装の麗人・まことつばめとその娘の労働少女がいる。そんな母娘の家にお世話になるストリッパーのマリー。刑事や興味本意の漫画家たちがどうしてだかマリーを執拗に追っている。マリーは常人にはない特殊な武器を身体に潜ませているであった。 第4回公演「ハンバーガーマシーンガーンホテールボヨーン」 作・演出 江本純子 出演者 町田マリー 田中貴子 柿丸美智恵 吉良吉和玖(現 和倉義樹) 市木裕子(B-amiru) 吉牟田眞奈 山形涼士(アッパーカット) 羽賀孝行(僕殺プロジェクト) 清成慎太朗 セロトニン瘍子(ゴキブリコンビナート) 江本純子 2001/10/3〜7 @こまばアゴラ劇場
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第3回公演「エロエロ大作戦」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー 桜の森の満開の下に、ネオアングラ降臨!! ー 観たこともないのに、宝塚歌劇の世界に興味を持ち始めた頃に書いたもの。でも観たことないので、華々しさは皆無で、いわゆる見せ物小屋のような怪しい世界観が終始支配していたような。各登場人物たちの造形に対するコンセプトも強く、いま思えば、いわゆるアングラだなぁと。しかしアングラっていうのもよくわかっていなくて。当時、ネオアングラと評されて初めて「アングラって何?」ってアングラという言葉を知りました。それにしても、アングラとは何か?その明瞭な答えをいまだ得られることはありません。 [ものがたり] 翼をもらった162歳の少年兵士。キツネに嫁入りした角の生えた娼館の女将。ゼンマイ仕掛けのチャイナドール。黒船で来航する異国の学者や水兵。ヤクザの町医者。男装の麗人。等々、その街は変なひとたちで賑わっている。占師の母より「呪われた子」の烙印を押された藤村牛歩は、男装の麗人と恋に落ちるが、男装の麗人は事故死し、悲恋に終る。いつしか街では奇病の伝染病が大流行し、パニックに陥る。 第3回頑張自主公演「エロエロ大作戦」 作・演出 江本純子 出演者 町田マリー 原口洋平 柿丸美智恵 英保沙津紀 土岐剛之 山形涼士(アッパーカット) 清成慎太朗 吉田男爵(劇団茶船) サティ 吉牟田眞奈 上原美幸 市木裕子(B-amiru) 江本純子 2001/07/11〜15 @神楽坂die pratze
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第2回公演「ボウリング物語」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー アンニュイ・ブロークンの世界 ー この作品に対して思い出せるのは物語全体に「憂うつ」なムードを表現しようとしていたこと。ラース・フォン・トリアーの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に触発されてしまったゆえ、工場のシーンなどがあります。それからドライブインが喧嘩でめちゃくちゃに壊れるというシーンはやりたかったから、舞台のメインシチュエーションをドライブインに設定。雨がずっと降っているイメージ。そのイメージが生まれたのは、Tommy Guerreoというスケートボーダーの音楽を聴いていたからだと記憶しています。 [ものがたり] 海沿いにある、寂れたドライブイン「六本木太陽」。ドライブインの背には樹海のような山。梅雨で鬱蒼とした雰囲気、アンニュイなママ・マっちゃんと男気溢れるシマオのむず痒い恋。そこに訪れるネクラでヤバい女・エロ劇画家の藤本UFO(弱視)。UFOはシマオに一目惚れし、マっちゃんの恋敵となる。精神科医のリカに相談するUFO。静かに嫉妬するマっちゃん。常連のイカコが恋の行方をおせっかいにも心配するが、気のないそぶり。じっとりと、梅雨。 妄想特急第2回公演「ボウリング物語」 作・演出 江本純子 出演者 町田マリー 杉本晶 桃木沙利美 田中貴子 阿部慶之 山本繁 達 小池志野 柿丸美智恵 江本純子 2001/03/23〜25 @高田馬場アートボックスホール
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はじめてのこうえん「鬼畜ロマン」 上演台本
¥900
※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。 ※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。 ※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。 * 江本レコメンド * ー われら浪漫派、リアリズムゼロ ー 毛皮族として初めての公演。何思って、どうしたくてこの作品を書いたのか、あまり覚えてないのです。覚えていることといえば、その町には白痴の王子がいて、色情狂の奥さんとびっこの夫婦がいて、せむしの男がいて、金物屋を営んでいる歌手がいて、貧乏な子がいて、みんなで台北旅行に行くシーンがあって、その町は結局洪水で流されてなくなってしまう。黒いゴミ袋をかぶって台北旅行のシーンを表現したなぁ、とか。MUTE BEATの音楽が大好きで、MUTE BEATの曲を聴きながら書いていたらこの世界ができあがったのではないかと。 [ものがたり] 砂嵐舞う閉鎖的で異空な街に大きなダム。びっこの絵描きが主人の屋敷に色情狂の女中・ユキエがやってくる。絵描きの兄はせむしで地下に幽閉され、妻はノイローゼ、街の天皇と白痴の夫は夜な夜な電波放送を繰り返している。ある日ユキエは街のダムが決壊することを予言し、街の人々を連れ、旅に出る。どこにも行き場のない人たち、彼らの儚く空しいロマンの話。 はじめてのこうえん「鬼畜ロマン」 作・演出 江本純子 出演 町田マリー 杉本晶 桃木沙利美 田代顕之 原口洋平 浜崎秀教 土岐剛之 田中貴子 進藤詩子 江本純子 2000/09/22〜24 @神楽坂die prazte