財団、江本純子vol.8 「売るものがある性」 上演台本
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※ご希望の方には、江本純子の直筆サインをお入れします。
※1枚目の画像は、公演のチラシ画像です。台本の表紙は二枚目の画像になります。江本自身が題字を書き、江本商店オリジナルです。
※ 台本は、受注生産になります。ご注文いただいてから、スタッフがひとつひとつ丁寧にホッチキスで冊子にいたします。少しのズレや、歪さは、ご了承くださいませ。
* 江本レコメンド *
ー「お母さんも劇を始めたんだけど・・観に来なくていいよ・・じゃあね」ー
マクロビにハマって、糖分とらずに野菜と玄米だけ食べながら書くと、このような挑戦的な作品ができあがってしまうのです。おばさんにはなりたくないという思いから、あらゆるおばさんについての生態を、わたし自身の実生活をあまりフィクション化せずに書いています。パン工場でのこと、劇団員との停滞した時間、母親とのおしゃべり。どんなおばさんだってシルビィギエム(のボレロを踊るとき=宇宙の中心のよう)になる瞬間がある。その特別な瞬間のすごさ、美しさ、それこそがアートだという信念がありました。
[ものがたり]
何かに悩んでいるおばさん、意地の悪いおばさん、働きもののおばさん、親戚のおばさん達、劇団でくすぶっているおばさん、この劇には何人ものおばさんが登場する。これは「おばさんにならないように自分の世界を変えていこうともがいているおばさん(ジュンコ)」とその母親である「もはや世界なんか何も変わらなくても生きていける強いおばさん(レイコ)」、この親子について描いている劇でもある。ただ生きていれば、ひたすら日常でしかないし、いずれ「死」が巡ってくるだけだが、その日常の中で何度となく遭遇する小さな祝祭が、その誰だかわからない誰かの「生」を特別なものにしている。
財団、江本純子vol.8「売るものがある性」
作・演出 江本純子
出演 市川しんぺー 佐久間麻由 荻野友里 本山歩 江本純子
2015年4月23日~29日 @アトリエヘリコプター
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